デザインの考察 part.1

こんばんは!いっせいです。

 

今日はデザインに対して自分なりの考察をしたいと思います。

題して「デザインの考察」

 

私も一応、デザイナーですからね!

デザインについても触れていきたいと思います。

 

私はnendoの佐藤オオキさんが好きです。

外見はやわらかい印象。非常に考えられたモノを世に送り出していると思います。

 

そこで佐藤オオキさんのデザインについて私なりに紐解いていきたいと思いました。

こんな私が大御所の方について考えるなんてすいません、、、許してください。。。

誰かに何か言われるのではないかとびくびくしながら書いています。

 

さて、part.1からnendoの昔の作品から紹介と考察をしていきます。

気まぐれで、他のモノの考察もしていきます!

気分を害さない方のみご視聴ください(ペコリ

 

 

作品:rakuyo-bench

公開日:2003.1

公開場所:東京デザイナーズブロック/TDB Award

紹介文:人が座ることで落葉が地面に現れるベンチ。その色は新緑から始まり、紅葉に色づくまで時間に伴い変化をみせて、人が立ち上がるとその温もりが消えていくように落葉も徐々に土に還る。ヒトとヒトとの関係性。自分では気づかない存在の痕跡。

参照元

www.nendo.jp

 

 

ここでのポイントは「痕跡」ではないかと思いました。

それを時間を通して変化させていく。人がそこにいた存在を残しています。

 

獣道があるように人や動物が通ると跡が残りますよね。

山では土の上を歩きますが、都会ではアスファルトの上を歩きます。

土よりアスファルトの方が跡は残りづらく、これは人工的なものであるほど残りづらいことを示しているのではないかと考えました。今回のベンチなんて特にそう思います。

 

ベンチは人工的であり昔は木製でしたが、量産のしやすさ、コスト低減のために樹脂製のものに変化してきています。

 

そう、人工的であるほど跡が残りづらいのです。

 

そこで跡をテーマにすることで、より人工的なモノでも存在を残せるんだよ。

って表したかったのだと思います(妄想)

存在を残すことで、自分が使った証が残って愛着もわいて良いですね!

 

 

「跡なんか残さなくたってただのベンチでいいじゃん」

なんて考える方に言いたいこと。

 

デザイナーってこんな表現がカッコイイって思うはず、、、笑

 

私もモノに視点を合わせるだけでなく、

人が使う状況を考えてデザインしていきたいと思いました。

 

 

以上、いっせいでした。またね。